【バリ7日AAP】 麻薬密輸の罪でインドネシア・バリ島の刑務所に服役中のオーストラリア人、シャペル・コービー受刑者(36)が、このほど仮釈放が許可された。
コービー受刑者(当時27)は2004年10月8日、バリ島の空港で、大麻4.2キログラムを密輸したとの罪で逮捕され、2005年に、20年の実刑判決が下された。
刑期はその後、15年に短縮されたが、コービー受刑者は一貫して無実を訴え、オーストラリア国内でも大きく報道されるなど話題となっていた。
7日、インドネシア当局がコービー受刑者の仮釈放を発表したが、書類手続きなどのため、実際に刑務所を出られるのは、10日以降になると見られている。
コービー受刑者は仮釈放後、バリ島のクタに住む姉宅に身を寄せるという。また、コービー受刑者には、当局への定期的な報告義務や、社会復帰プログラムへの参加などが課せられる。