【シドニー11日AAP】 NSW州中央部で11日、行方不明のドイツ人旅行者の捜索活動の中で、捜索隊は、湖の中で男性の遺体を発見した。身元の確認には至っていないが、捜索活動は打ち切られた。
9日以降、行方が分からなくなっているアービッド・ステンゼルさん(19)の捜索活動が展開されていたオレンジ近くにあるカノボラス湖で、ダイバー捜索隊は、11日午前10時半ごろ、男性の遺体を発見した。
友人らによると、ステンゼルさんは9日早朝、友人らと散歩に行った後、午前2時ごろ、湖で泳ぐと言い始めた。友人らは冗談と思っていたがステンゼルさんはそのまま戻ってこなかった。ステンゼルさんと友人らはオレンジにある農場で6日間働き、それが終わったことを皆で祝っていたという。
ステンゼルさんの友人は遺体発見のニュースを聞いて、「すごく残念。彼は本当に良い奴だった。いつも陽気でスポーツマンだった」と話した。