【メルボルン12日AAP】 メルボルン郊外で、警察の制止を無視した車両を追跡したところ、その車両が到着したのは病院の救急で、車内では赤ちゃんが生まれたばかりだったという出来事があった。
12日午前1時45分ごろ、ダンデノンで、警察は飲酒検問のため車両を制止しようとしたが、車両はこれを無視。警察は追跡を始めた。しかし警察は、この車両は制限速度や道路標識を守っていることに途中で気が付いた。
最終的にこの車両が到着したのは病院の救急科。車両のドアが開いたところ、中から、病院に到着する直前に車両の中で誕生した乳児の泣き声が聞こえてきた。母子はすぐに病院内に搬送され、運転していた父親はその場で警察と話をした。
状況を考慮し、運転していた父親は罰則を回避するとみられている。