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アボリジナルの飲酒問題を議会が調査

【キャンベラ14日AAP】   連邦政府は、アボリジナルとトレス海峡島嶼民のコミュニティでの飲酒によるさまざまな問題に、断固として取り組む姿勢を明らかにした。

ナイジェル・スカリオン先住民担当相は、「アルコール中毒や、アルコールによる貧困生活の危険性に取り組むため、すべてのレベルの政府機関が連携しなければならない」と述べ、連邦議会に調査委員会を設けると発表した。

「先住民のコミュニティから飲酒による問題を減らすために、どのような計画と実行が必要か、最良の方法を探り出す」と、声明で述べた。

連邦下院の常任委員会が、先住民のコミュニティでどのような要因が有害な飲酒に影響を与えているのか、アルコール関連の危害を最小にする方法は何かを、調査することになる。

同委員会のシャーマン・ストーン委員長は、アボリジナルとトレス海峡島嶼民のみがアルコール関連の問題を抱えているわけではなく、飲酒する人々や、飲み過ぎる人々が、より大きな健康関連の問題を抱えていると、懸念を示した。

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