国際

豪インドネシア関係が険悪、野党副党首

【キャンベラ15日AAP】   オーストラリアとインドネシアは今や「明らかな対立状態」にあり、「悪化している」関係の改善は避けられないと、タニア・ピルバセック連邦野党副党首が政府に忠告した。

野党副党首は15日、記者団に対して、オーストラリアの駐インドネシア大使が、アボット政権の国境警備政策についてインドネシア外務省から厳しい抗議を受ける中、連邦政府は険悪な両国関係を改善するために行動することが重要であると述べ、「アボット首相とビショップ外相がインドネシアとの関係修復に努めるのは、全く当然のことだ」と語った。

また、これまでインドネシアとの関係は良好であったが、アボット政権になってからこの5カ月間で、その関係を壊してしまったと強調した。

インドネシアのナタレガワ外相は、オーストラリアの駐インドネシア大使に、オーストラリア政府が国境警備政策の下、亡命希望者を救命艇に乗せて戻すのは受け入れ難く、事態をより深刻にしていると抗議している。

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