【シドニー16日AAP】 NSW州のオファーレル州首相は、貿易と投資促進のため、4日間の日程で日本とフィリピンを訪問する。
州首相は、16日、シドニーを発って、東京とマニラを訪問して、政府関係者をはじめ、経済界や産業界のリーダー、投資家などと会談する。
州首相は、「日本とフィリピンは、アジア諸国の中でも重要なパートナーであり、NSW州として貿易や投資の拡大を図っていくとの姿勢を明確に伝える」と述べた。
また、「特に日本はNSW州の資源と農産品にとって主要な相手国であり、昨年度のお互いの貿易総額は160億ドルに達している」と、密接な関係を強調した。
オファーレル州首相は、東京で、麻生副首相および舛添新東京都知事と会談する予定だ。
フィリピンではアキノ大統領と会談する予定で、教育、観光、移民の分野でより強固な関係性の構築を図る。