国際

C・ブランシェットが英国アカデミー賞

【イギリス・ロンドン16日AAP】   16日、イギリス・ロンドンで開催された同国最高の映画の賞である、英国アカデミー賞の授賞式が行われた。今年は、オーストラリア出身の女優、ケイト・ブランシェット(44)が最優秀女優賞を受賞した。ブランシェットは今回で3度目の受賞。

2013年発表のウッディ・アレン監督の悲劇コメディー『ブルージャスミン』は、マンハッタンで裕福な生活を送るソーシャライトが、徐々に落ちぶれていく様を描いた映画。ブランシェットはこの中で主役を演じた。

授賞式会場のロンドン王立オペラ劇場に到着したブランシェットは、式の前、レポーターからの質問を避けてレッドカーペットを進んだ。これは、現在アレン監督の養女と元恋人が同監督から性的虐待を受けたと訴えていることに関する質問を避けるためとみられている。

受賞後のスピーチでブランシェットは、先頃死亡したアカデミー賞俳優のフィリップ・シーモア・ホフマンのことに触れ、「フィル、この賞をあなたに捧げるわ。馬鹿な人。私のことを誇りに思ってくれているといいけど」と述べた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら