【シドニー17日AAP】 今週末、シドニーで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の開催を目前にして、市内では警備の強化が進んでいる。
2日間にわたって開催されるこの会議には、米連邦準備制度理事会のジャネット・イエレン議長、クリスティーヌ・ラガルドIMF専務理事など、世界中の金融・経済の要人が出席する。
警察は、会議当日の会場では、警察犬、爆発処理、戦術などの部隊が警備に当たるとしている。2007年のAPEC会議がシドニーで行われた際にはシドニー市内の一部が立入禁止になるほどの厳しい警備状態だったが、警察ではこれまでのところ抗議活動などの情報を聞いていないため、それほど厳しくなる予定はないとしている。