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豪中将、暴動事件解明でマヌス島に派遣

【キャンベラ20日AAP】   パプアニューギニアのマヌス島にあるオーストラリア政府運営の収容所で17日に暴動が起きた件で、オーストラリア軍の高官が20日、同島に派遣される。

17日の暴動事件では、イラン人の男性1人が死亡し、80人近くが負傷した。また、現地の警官らが銃を発砲するほど大規模なものであったが、暴動発生の原因について、内容の食い違う複数の報告が現在も出されている。この問題を解決するため、豪軍のアンガス・キャンベル中将が派遣されることになった。

モリソン移民相はマッコリー・ラジオ局のインタビューに答え、「(同中将は)現地で、自らが適切だと考える行動を取る権限を持っている」と述べた。また、同中将は「主権国境作戦」の最高司令官であり、国家安全保障問題についての経験が豊富だと付け加えた。

現在、パプアニューギニア警察が暴動事件の調査中だが、オーストラリア政府は支援の手を差し伸べている。

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