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QLD州議会補欠選で労働党が勝利

【レッドクリフ22日AAP】   議員辞職に伴うQLD州議会議員の補欠選挙で、労働党候補が16%のスイング(浮動票)を得て、二大政党選好で56%を獲得、自由国民党の44%を大きく引き離して当選した。

QLD州議会は89議席のうち、自由国民党が74議席を占め、労働党は今回の勝利で8議席となった。ほかにカッター党が3議席、統一オーストラリア党が2議席、無所属が2議席となっている。

自由国民党のケリー=アン・ドゥーリー候補は敗北を認めて、労働党のイベット・ダス候補を祝福した。

ドゥーリー候補は今回の選挙を振り返り、「それはハードなキャンペーンでした。それでも、私は明確なキャンペーンを行なうことができて、非常に誇りに思う」と話した。

自由国民党のニューマンQLD州首相は、今回の補欠選挙は、元自由国民党で、無所属のスコット・ドリスコール議員が、議会侮辱により罰金9万ドルを科せられ、昨年11月に議員辞職したことによるもので、その影響が結果に大きく関係したとし、「この敗北を乗り越えるにはかなりの時間がかかるだろう」と語った。

ブリスベンの北東、レッドクリフ選挙区の有権者は、辞職したドリスコール議員に怒っているが、それ以上にニューマン州首相に対して怒っていた。

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