【メルボルン13日AAP】 アンザックデーの4月25日、メルボルン・クリケット・グラウンド(MCG)で行われたランチ会に参加した38人が胃腸炎を発症した。出されたレリッシュが原因とみられる。
エッセンドン・フットボール・クラブの会長ランチで出されたマルメロとイチジクジャムのレリッシュを食べた参加者37人とスタッフ1人が体調不良を訴えた。目まいを起こして病院に搬送された人もいた。
当初はレリッシュとともに出されたウサギや鶏、豚のテリーヌが原因と考えられたが、109回に渡る聞き込みを経て、レリッシュが原因と判断された。調査員は3か月に渡って同じ状態のレリッシュの作製を試みたが失敗に終わった。レリッシュに含まれる、メギまたはイチジクのジャムに毒素が混ざっていたと考えられる。
以降、MCGとケータリング会社のエピキュアはさらなる予防策を取っているという。