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同性愛者の祭典、マルディグラが開催

【シドニー1日AAP】   同性愛者の祭典として世界的に知られるパレード、「マルディグラ」が1日、シドニー市内で開催された。今年で37回目となる恒例のパレードには、144のフロート車、総勢1万人が参加した。

今年のパレードで最も目立ったのは、ロシアが昨年発表した「同性愛プロパガンダ(宣伝)」禁止法に抗議する「ロシアより愛を込めて」と名付けられたフロートで、プーチン大統領を模した大きな頭部などがみられた。

シドニー市のムーア市長はパレード直前、「マルディグラに関しては、議会でも深刻な議題となっている。シドニーのマルディグラは世界一であり、皆が思っていることを発言する良い機会である」と述べた。

パレードのフロート車の中には、映画監督のバズ・ラーマン氏、歌手のデルタ・グッドレンさんやティナ・アレーナさんの姿もみられた。また、自身も同性愛者であることを公表しているペニー・ウォン国会議員もパレードに参加した。

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