【イギリス・ロンドン3日AAP】 イギリス王室は、4月に予定されているウィリアム王子とキャサリン妃のオーストラリア・ニュージーランド訪問に関して、夫妻が息子と同じ飛行機に乗ることができる特別許可をエリザベス女王が出したことを認めた。
通常は、事故発生などを考慮して、王位継承権を持つ人物同士が同じ飛行機に乗ることは認められない。ウィリアム王子の個人秘書は、王子自身も1983年にチャールズ皇太子・故ダイアナ妃と同じ飛行機に乗りオーストラリア・ニュージーランド訪問をしたことがあると話した。
ウィリアム王子が最後にオーストラリアを訪問したのは2011年初頭。ブッシュファイヤー被害のVIC州と、大洪水となったQLD州を慰問した。キャサリン妃は初めてのオーストラリア訪問となる。
王子夫妻は、来月16日にシドニーに到着した後、オペラハウスにて歓迎を受ける。その後、ブルーマウンテンでブッシュファイヤー被害が出た地域などを訪問し、イースターのグッドフライデーにはロイヤル・イースター・ショーを訪問する。シドニーの後は、ウルル、アデレード、キャンベラを訪れる行程となっている。