【シドニー3日AAP】 オーストラリア不動産審議会が5400人の国民を対象に行った、国内の州都などの生活快適度に関する調査結果でシドニーは8位となった。トップはキャンベラだった。
この調査では、回答者が、住宅価格、気候、交通渋滞、文化施設などの項目に関して各都市を評価。それによって順位付けしたもの。
シドニーは8位とはいえ前回の調査結果よりは上位だった。今回のシドニーに関する評価では、住宅価格が高いことや交通渋滞などがマイナス点とされた。また、WA州パースは、前回行われた4年前の調査では4位だったが今回は9位。不動産審議会は、パースのランク下落の原因として、繁華街でのアルコール絡みの犯罪が多発していることや交通渋滞、また住宅価格の高騰などを挙げた。
生活快適度調査の順位は以下の通り。
1位:キャンベラ
2位:アデレード
3位:ホバート
4位:メルボルン
5位:ブリスベン
6位:ニューカッスル(NSW)
7位:ウーロンゴン(NSW)
8位:シドニー
9位:パース
10位:ダーウィン(NT準州)