【シドニー5日AAP】 スーパー大手「コールズ」が今後3年間で70店舗を新設すると発表した。これにより1万6000人以上の雇用が生まれると見込まれる。
新店舗はオーストラリア各地に建設予定で、フルタイム換算で8500人相当の新規社員を採用し、また8200人の建設人員も雇用される予定。
同社のイアン・マクラウドCEOは、新店舗への11億ドルの投資は、同社が地元密着型の食品小売業の将来に自信を持っていることの表れだと述べた。また、「(雇用創出は)数千人もの若者にとって、初めて働くきっかけとなる」と語った。
同社の規模拡大計画は、カンタス、トヨタ、ホールデンなどの大企業が閉鎖や規模縮小に向かっているのと対照的だ。コールズは過去5年間にも、新店舗100店を開店し、350店の既存店舗を改装した。現在、国内で計10万人以上の社員を雇う。