【ブリスベン19日AAP】 国内主要都市の住宅オークション売却率が、過去2年振り以上に上昇した。2度の政策金利引き下げと連邦選挙後に、買い手の信頼感が上昇したとみられる。
コアロジック社のデータによると、今週国内で住宅1,221軒のオークションが行われ、売却率は76.6%に上った。前週の67.8%から大きく上昇している。
メルボルンは78.3%で、先週の72.3%から上昇した。同社のケビン・ブローガン氏によると、メルボルンではアパートより戸建てが売れている。今週売却された最高額は、メルボルン南西部トゥーラックにある1930年に建てられた寝室数5の住宅。705万ドルで売却された。
シドニーでは、オークションされた住宅の81.7%が売却された。メルボルンと異なり、引き続き手頃感が追及されてアパートが好調だ。市中心または中南部のすべてのアパートが売却された。
春に向けて住宅市場に出される物件数は増えるが、買い手の数がどのように動くかはわかっていない。