【シドニー11日AAP】 12歳の少女と結婚したとされるレバノン人の男に関して、関係当局は、男とこの結婚の媒酌人を移民拘留所に収監した。国外追放の可能性もある。 この男(26)は、NSW州北西部ハンター地方で12歳少女と知り合い、性的関係を持ち、その後は夫婦としてシドニー南西部で生活を続けていた。警察は、先月この男を児童わいせつ25件の罪で起訴した。 さらに、2人の結婚をイスラム教式に取り仕切ったとされる男(35)も、先月、逮捕された。現在、シドニー西部にあるビラウッド移民拘留所に収監されている。 レバノン人の男は、学生ビザでオーストラリアに入国したがこのビザはキャンセルされた。また媒酌人も、ニューカッスルにあるイスラム教寺院がビザのスポンサーを止めたため、2人とも国外追放の可能性が出ている。またこの事件に関しては、少女の父親(61)も未成年に性的交渉をさせた罪で起訴された。