【ブリスベン12日AAP】 行方が分からなくなっているマレーシア航空機を操縦していたパイロットが、3年前に女性2人を飛行中に操縦室に招待して記念写真を撮るなどしていたことが、この女性の証言で明らかになった。
現在メルボルンに住むジョンティ・ルーズさんは、同じく南アフリカ出身の友人と共にプーケット-クアラルンプール間のフライトを利用した時に、この飛行機の操縦士だったファリク・アブドゥール・ハミッドさん(当時27)に操縦室に招待され、一時間ほど過ごしたという。ナインネットワークのインタビューで話した。
8日夜、クアラルンプールを離陸したMH370便は、オーストラリア人6人を含む239人を乗せ北京に向かっていた途中に失踪。ハミッド操縦士は同機のパイロットだった。
現在、墜落した可能性がある地域で船42隻と飛行機35機が捜索活動に当たっているが、これまでのところ有力な手がかりは得られていない。