【キャンベラ12日AAP】 ニュージーランドのキー首相は、自国の国旗を変更し、銀色のシダを図案化した黒色のものにしたいと考えている。一方、オーストラリアのビショップ外相は訪問先のイギリスで、「我が国では現在の国旗を維持すると思う。変更を求める声はあまりないからだ」と述べた。
また、労働党のショーテン野党党首も、「我が国の国旗は、自国の歴史を物語り、我々の抱く国家的アイデンティティーを物語っていると考える」として、変更への支持を否定した。ただ、オーストラリアが共和制と取るか否かの議論については支持すると述べた。また、「とっくの昔に、オーストラリア人の国家元首が登場するべきだった」と共和制賛成を示唆した。
一方ビショップ外相は、間違いなく、当分の間は現在の国旗を維持し、イギリス女王が国家元首として存続するだろうと述べた。