政治

SA州選挙、12年君臨の労働党苦戦

【アデレード13日AAP】   SA州で12年間与党を務めてきた労働党だが、3月15日の州選挙では敗北の可能性が高まっている。

ニュースポール社が選挙予定日の2週間前に発表した世論調査の結果によると、労働党と野党自由党の2政党間の比較では、46対54で自由党のほうが優勢であることが明らかとなった。また同調査では州首相候補の人気度も発表したが、マーシャル州野党党首が10ポイント増の39%に対し、ウェザリル現州首相は現状維持の40%と大差はない。

州首相は選挙活動の中で、再開発のアデレード競技場や新設のロイヤル・アデレード病院などを例に挙げ、同州の成長維持と現代化を選挙公約に掲げている。

一方、州野党党首は、労働党の不始末による経済悪化の立て直しに焦点を絞る。また、所得税や地税の減税政策や、駐車税の廃止を公約に挙げている。

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