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ダニエル君殺害事件の容疑者に終身刑

【ブリスベン14日AAP】   サンシャインコーストで10年以上前、少年に性的暴行を加えたうえに殺害した容疑者に対し13日、終身刑が言い渡された。 殺害されたダニエル・モーコーム君(当時13)は2003年12月7日、サンシャインコーストのウーンバイでバスを待っていた際に行方不明になった。 ブリスベン最高裁判所のアトキンソン裁判長は判決の中で、小児性愛者のブレット・ピーター・カウアン容疑者(44)による犯行だと断定。また、殺害後もダニエル君の遺体をもてあそんだりしたことから、「これは単なる殺人ではなく、恐ろしい殺人だ」と語った。さらに、逮捕後もうそを言い続け、後悔する様子も見せなかったなど悪質だったとして、終身刑を言い渡し、仮釈放の申請不可期間も15~20年に設定した。 カウアン容疑者は以前にも、1987年から1993年にかけて、ブリスベンとダーウィンの男子生徒らに性的暴行を加えた6件の容疑で、禁固刑に処せられている。

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