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マレー機捜索 豪が南地域の捜索担当

【キャンベラ17日AAP】   行方が分からなくなって一週間以上が経過したマレーシア航空機の捜索に関して、アボット連邦首相は17日、同機の飛行可能圏内で南ベクトルでの捜索活動を担当するようマレーシア政府から要請を受けたと述べた。

アボット首相は17日の国会で、マレーシアのナジブ・ラザク首相が、不明機に関して南方面への飛行の可能性を考慮していることを明かし、その上で同首相から南ベクトルの捜索要請を受けたと述べた。さらに、オーストラリア政府による海上捜索のための設備提供についてラザク首相は受け入れたとした。

両国の国防軍のトップはオーストラリアの任務を明確にするため話し合いを進めているという。

マレーシア航空370便は今月8日、中国・北京に向けクアラルンプールを離陸したが、その後行方が分からなくなっており、乗員乗客239人の安否が気遣われている。ハイジャックされた可能性が高いというマレーシア政府の発表があったばかり。現在、25カ国が捜索活動に参加している。

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