【キャンベラ19日AAP】 官僚的形式主義の廃止を呼びかけるアボット首相は19日、各種規制に対する国内最大の「大かがり火」を放つ計画だ。廃止実現により、総額10億ドルの削減を約束した。
連邦政府は議会内の重複した活動や規制など、約1万件を廃止する意向だ。首相は18日の議会の席で、「我々の競争力と生産性を向上させるには、(これらの廃止が)必要不可欠」だと強調した。19日に関連法案が提出され、1週間ほどで下院を通過する見込みだ。
一方、労働党とグリーンズは、一部の変更により、家庭やビジネス、環境などに悪影響が出るのではないかと恐れている。