【パース20日AAP】 海外在住のバックパッカー2人が、WA州南西部の宿泊施設と果物採取の仕事をあっせんするという偽のウェブサイトを利用した後、金をだまし取られたと通報した。
問題とされるサイトは「www.rossovineyard.com.au」で、消費者保護当局が現在調査中。同サイトは、パース南東部のカニングベールで登録された合法的事業のABNを用いて開設された。
バックパッカーらは求人・借家広告サイト「ガムツリー」の広告に返信し、VIC州の銀行口座に200ドルを送金したという。
偽サイトには、存在しないぶどう畑の詳細な説明をはじめ、宿泊施設や果物を採取する人々の写真が掲載されていた。またバックパッカー用の宣伝文句として、「オーストラリアでの農作業は、バックパッカーにとって、現金収入と、田園地帯のフレンドリーな文化を経験する素晴らしい機会であり、偉大なアウトドアのユニークな美しさを満喫できます」と書かれてあったという。