【アデレード24日AAP】 SA州のデビッド・スピアーズ環境相は、同州の農業廃棄物処理へ取り組むため、ビジネス開発計画へ75万ドル投資することを明らかにした。
新規事業を取り扱うINNOVYZ社と連携をしたビジネス支援プログラムのもと、新規の会社10社が設立されることになる。
スピアーズ環境相は「SA州の廃棄物分野は、州で5000人規模の雇用が生まれる10億ドル産業。農業産業廃棄物は、温暖化の原因となる温室効果ガスの排出への懸念となる」とし、廃棄物再利用や循環経済へ取り組むことを目的としたプログラムを実現させるとしている。
同環境相は、農業廃棄物は危険なものではないとし、「大量のプラスチックやダンボールは再利用する機会が多くあり、埋立地にただ捨てられることはない」と述べた。