【メルボルン25日AAP】 9月1日の父の日を前に、世論調査会社ユーガブ(YouGov Galaxy)がオーストラリア人男性に行った調査によると、半数近い人が「大好き」と言って欲しいことが明らかになった。
体験型ギフトを提供するレッドバルーン(RedBallon)を利用したことがある1018人を対象に、ギフトは「モノ」か体験型がいいかを聞いたところ、43パーセントが一番大切なことは「パパ大好き」と言われることだと回答している。
2009年から男性の育児プロジェクト(The Fathering Project)を運営しているブルース・ロビンソン教授は、肺がん専門家でもあり、Western Australian of the Year受賞者でもあるが、肺がん患者の男性の多くは子どもと十分な時間を過ごしていなかったことを後悔していると語った。
現在同プロジェクトは全国規模に拡大しており、子どもとのコミュニケーションの取り方などを教える活動を行なっている。
ディーキン大学人間関係学部のジェリー・カランザス教授は「人間関係が上手くいかない理由は、悪いことがあるせいではなくて、いいことがないことが原因の場合がある」とし「家族でアクティビティをしたりして共に時間を過ごすことで、お互いを解りあえて感謝できる」としている。