【ダーウィン25日AAP】 NT準州の鉱山で24日午後、土壁が崩れ従業員が生き埋めになる事故が起こり、現在救出作業が行われている。
テナント・クリーク警察によると、テナント・クリークから110キロほど北上したところにあるブーツ・クリーク鉱山で、59歳の男性が生き埋めになり、警察の援助と共に他の従業員たちが救出作業を行なっているが、男性の安否は確認されていないという。
事故のあったマンガン鉱石の鉱山は、シンガポールを拠点にするOMホールディングス社が所有しており、中国、日本、マレーシア、南アフリカでも事業を展開している。
2013年には同鉱山でアボリジニの聖地である「座る2人の女」の場所を汚したとして15万ドルの罰金を支払っている。