【パース26日AAP】 マレーシアの運輸相は26日、3日前に撮影された衛星画像の解析の結果、行方不明のマレーシア航空機MH370便のがれきかもしれない、122片の物体が確認されたと発表した。
同国のフセイン運輸相は、クアラルンプールで毎日行われている記者会見で、フランスに拠点を置くエアバス・ディフェンス・アンド・スペース社からの新しい衛星画像を受信したと発表。マレーシアの遠隔探査局が画像を解析した結果、パースから約2557キロ離れた、インド洋の400平方キロ四方の海域にわたり、122片の物体が確認できたという。長さは1メートルから23メートルまで様々で、中には明るく輝いている物体があり、硬い素材であることを示している。
この発表の前にも、オーストラリア、中国、フランスがインド洋南部を撮影した衛星画像の中に、不明機のものだと思われる物体が浮かんでいるのが写っていた。
同海域では現在も、オーストラリアを中心とした6か国による捜索活動が続けられているが、日本からもガルフストリーム・ジェット機がパースに到着した。