国際

MH370便の捜索海域がさらに移動

【パース28日AAP】   消息を絶ったマレーシア航空MH370便の捜索海域が、これまで行なわれていたインド洋から北東にさらに1100キロ離れた地点に移された。

これはマレーシアに本部を置く国際調査団が、新たに解析したレーダーのデータに基づくもので、新捜索海域はパースの西、1850キロの海域で、31万9000平方キロの広さだ。

オーストラリアの運輸安全当局は、28日、「MH370便は当初の予測よりも速いスピードで航行したと見られ、そのため燃料消費も増加して、墜落地点もずれたと思われる。今回の変更地点がおそらく航空機の墜落地点だろう」と、発表した。

これにより、捜索活動に参加している6カ国の航空機や艦船は、新捜索海域に移動をはじめた。

捜索活動に参加している各国の航空・艦船

オーストラリア(哨戒機P-3オライオン4機、民間機4機、海軍補給艦1隻)

中国(輸送機IL-76イリューシン2機、補給艦1隻、軍艦3隻、警備艇1隻)

日本(哨戒機P-3オライオン2機、沿岸警備機1機)

ニュージーランド(哨戒機P-3オライオン1機、民間機1機)

米国(哨戒機P-8ポセイドン1機)

韓国(哨戒機P-3オライオン1機、輸送機C-130ハーキュリーズ1機)

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