【シドニー28日AAP】 28日は全国イコール・ペイ・デー(男女同一賃金日)だ。国内の男女間賃金の格差は14%で留まっている。
平均で、フルタイム勤務の女性の賃金は週1,484ドル80セント、男性は1,726ドル30セントで241ドル50セントの差がある。
SA州(9.2%差の140ドル90セント)およびVIC州(9.6%差の160ドル)が最も格差が小さく、WA州は21.8%差の419ドル50セントで最大だった。
職場での男女平等を提唱するリビー・ライオンズさんは、「差が縮まっている州もあるが、依然として男性が優先されている。職場で男性と同等のチャンスや報奨を得る壁にもなっている」と話し、格差は関係者全員の協力なしでなくならないとして雇用主に対応を求めた。