【シドニー28日AAP】 シドニー・ライトレールの初となる試験走行が28日、シドニーCBDのタウンホールとサーキュラキーの間で行われた。試験車両にはNSW州のベレジクリアン首相とコンスタンス交通相が乗車し、乗り心地などを確認した。
シドニー・ライトレールは、クリスマスまでにランドウィック行きの路線も開通する予定となっており、平日昼間の試験走行が今後数か月間にわたって行われる見通しだ。トラムには最大450人が乗車可能となっている。
同プロジェクトの総工費は当初16億ドルだったが、その後に27億ドルまで膨れ上がっている。ベレジクリアン州首相は、シドニー市民やCBDにオフィスや店を構える企業や会社に対し、着工から4年を迎える工事に理解と忍耐を示してくれたとして謝意を示した。