【シドニー1日AAP】 シドニー北西部の高校で、火災で校舎が全焼したという嘘のSMS(携帯電話メッセージ)が親らに届き混乱を招く事態となった。実際に火災は発生しておらず、教育省ではエイプリルフールのジョークとしては度が過ぎた行為だとしている。
カッスルヒル高校の親ら約1400人がSMSメッセージを受けたのは1日午前2時半ごろ。内容は、校舎が全焼したため学校として機能せず1日は休校とするといったものだった。そのすぐ後、同校の校長からのメッセージが入り、「火事のニュースは嘘だ」と伝えられた。
教育省によると、親らの携帯電話の番号は同校のコンピューターシステムに保管されているが、これが何者かによって違法にアクセスされたとみられている。教育省は警察に通報。現在、捜査が行われている。