【ブリスベン29日AAP】 QLD州では4日間のうちに5人の警察官や職員が不祥事などで停職処分となっていることが分かった。処分の理由は家庭内暴力や性的違法行為、飲酒運転など。立て続けに起きた警察官による不祥事について、州警察は重大な犯罪を起こしたのは警察官1万5,000人のほんの一部と説明している。
QLD州警察では26日に男性の警官が一般女性と不適切な性的行為に及び、27日には男性警官が勤務時間外の飲酒運転、ほかの男性警官が家庭内暴力と性的違法行為に及び停職となった。28日には男性警官が家庭内暴力、女性警官が勤務時間外の飲酒運転で停職となり、29日には男性職員が家庭内暴力で停職となっている。
QLD州警察は、現職の警察官が停職となったからといって、容疑が立証されたわけではないと説明。QLD州警察は声明で、警察官が処分の対象となることがあるとした上で「倫理基準委員会にで適切に審理される」と述べた。