【パース3日AAP】 マレーシアのラザク首相はオーストラリアを訪問し、行方不明のマレーシア航空機の捜索活動でのオーストラリアの尽力に感謝の意を表した。
ラザク首相は3日、アボット首相と会見し、オーストラリアの支援なしには捜索が実現しなかったと感謝した。一方、アボット首相は、マレーシア政府が望む限り、いつまでも捜索を続けていくつもりだとした。
両首相はパースにある空軍基地に出向き、捜索隊員らに会った後、8か国合同による捜索チームの出発拠点を視察。同チームを指揮するアンガス・ヒューストン退役大将はラザク首相に対し、「オーストラリアができるだけのことをしていると保証したい」と述べた。また、同捜索がこれまでで最も困難で複雑な活動の1つであると語った。