【シドニー11日AAP】 NSW州政府は、シドニーの公共交通機関のオーパル・カードシステム(Opal)が電車の全路線に導入されたことを受け、今後はバス路線への導入を急ぐとしている。
ベレジクリアン州運輸相は11日、Opalは公共交通機関の電子チケットシステムで、すでに308の電車駅と、マンリーとパラマッタ間のすべてのフェリーターミナルに完備されたと発表した。
運輸相は、「現在、バス路線への導入に移行し、14日(月)からは、シドニー北部クーリンガイとホーンズビー地域の24路線で、Opalカードが利用できるようになります」と、声明で述べた。
全バス路線で、5000台以上のバスへの導入は、年末までに終える予定だったが、予定より早く完了するとみられる。
Opalカードはこれまでに約17万人が登録し、650万回の乗車が記録されている。