【メルボルン11日AAP】 アボット首相のアジア歴訪に随行している、ナプサインVIC州首相は11日、滞在中の上海で、中国の海南航空のVIC州乗り入れについて合意したと発表した。
州首相は、この合意により、メルボルンの南西ジーロングにあるアバロン空港を拠点に、中国との間に航空路が開設され、地元ジーロングの経済発展や雇用創出にとって素晴らしいニュースだと語った。
当初は、州政府が力を入れているアジア食材輸出プログラムにとって重要な、中国への定期航空貨物便をまず手がけ、その後、旅客フライトの実現を図るとしている。
上海入りした州首相は、今後18カ月以内に、アバロン空港を拠点とするオーストラリアと中国との間に航空サービスを確立し、また国際線ターミナルを建設するための覚書に署名した。
海南航空は中国で4番目に大きな航空会社で、国内と海外に570以上の路線を持ち、約500機の航空機を所有している。