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QLD州北部にサイクロン被害

【ブリスベン12日AAP】   QLD州のニューマン州首相は、サイクロン・アイタ(Ita)による被害を受けたQLD州北部の町クックタウンを、気象状況が改善次第、訪問すると発表した。

熱帯低気圧のサイクロンは、樹々やフェンスをなぎ倒し、送電線を激しく揺らし、デイントリー国立公園北の沿岸部で、ウエストコースト・ホテルと、少なくとも住宅一軒の屋根を吹き飛ばした。

サイクロンは11日夜にはクックタウンの北を通過したが、町に通じる主要道路が洪水により通行止めとなり、およそ2300人の住人が孤立状態になった。

ニューマン州首相は12日、「天候次第だが、安全が確認されて実際に移動が可能なら、午後にでもクックタウンへ行くつもりだ」と記者団に話した。

12日午前には、まだ320人が避難所にいるという。また、携帯は通じているが、まだ700戸には電気が通じていない。

州首相は、復旧作業の遅れが懸念されるとし、また、北部QLD州のほかの地域でも、主要道路のキャプテン・クック・ハイウェーが、洪水のために一部閉鎖されている。

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