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アンザックパレードに若い兵士らも参加

【シドニー14日AAP】   今月25日はアンザック・デー。戦争で命を落とした人々の冥福を祈り、無事に帰国した兵士の勇気を称えるこの日は、毎年、全国各地で兵士によるパレードが行われるが、今年シドニー市内で行われるパレードにアフガニスタンに派遣され両足を失った元兵士も参加することが決まった。

シドニーのアンザック・パレードに参加が決まったのはダミアン・トムリンソンさん(33)。トムリンソンさんは、東ティモールやアフガニスタンなどに派兵された経歴を持つ。2009年4月、アフガニスタン南部で夜間警備中に乗っていた車両が道路脇爆弾の爆発に遭い両足を失った。

トムリンソンさんは、アンザック・デーは国民すべてがオーストラリア軍兵士を誇りに思ってくれる日であり、兵士達もまるでクリスマスのようにこの日を心待ちにしていると述べた。

一方、RSL(退役軍人会)は今年、募金活動の一環として「一分間の黙とう」を販売する。これは電話をかけることで通話料が寄付金になるというもの。寄付金は負傷兵士や家族らの支援に充てられる。

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