【シドニー5日AAP】 NSW州北部のニューイングランド地方などで山火事が発生する恐れが高まっているとして、消防当局が住民に避難準備を呼び掛けたことが分かった。同地方では4日から山林などでの火気の使用が全面禁止となっている。
山火事はNSW州北部沿岸、Gunnedah、Gwydir、Inverell、Liverpool Plainsなどを含む地域で発生する可能性が非常に高くなっている。地方消防サービスはNSW州中部、ハンター地区などでも山火事の危険が迫っているとして警戒を呼び掛けている。
気象局によると、6日は非常に温かく乾燥した、風の強い天気となる見通しだ。NSW州北西部のWarialdaでは6日、日中の気温が34度に達すると真夏並みの気温になるとみられている。