【ブリスベン6日AAP】 QLD州消防当局は、州内50か所で発生している山火事について、広い範囲で火災が発生しているシーニック・リム(Scenic Rim)地域の住人に対し、避難を呼びかけた。ゴールドコーストから内陸のサラバー(Sarabah)とカナングラ(Canungra)の間で発生している火災が拡大しているもよう。
QLD州消防救急サービス(QFES)は、住人たちに対し同地域外にいる場合、非常に危険な状況だとして戻らないよう注意を呼びかけている。QFESのワッシング・コミッショナー代理は、火が住宅に迫る一方、消火活動が困難な状況となっていると説明した。
気象局もまた、突風に加え気温が30度半ばまで上昇し、さらに湿気が少ないという危険な状況となる3つの要素が揃った状況と説明している。気温は徐々に低下するとみられるものの、来週半ばまで山火事の危険は続くとみられている。