【キャンベラ7日AAP】 連邦政府のモリソン首相は7日、シドニーで開催されたNSW州の自由党員会合に出席し、次期の州および連邦選挙を視野に入れ、党にふさわしい候補者を確実に擁立できるようすることが重要と訴えた。特に、連邦議会で女性議員の比率を増やしたい考えを示している。
モリソン首相は議会で女性議員を増やしたい意向を示した上で、「特にNSW州で優秀な仕事ぶりを見せている女性議員を連邦議会へ送り込みたい」と述べた。また、候補者選びについて口を挟むのは自分ではなくNSW州自由党だとして、「女性の比率を引き上げる目標を達成するのは、あなたたちの仕事だ」と訴えた。
モリソン首相は今年5月、連邦選挙で図らずも勝利を収め、次期選挙は3年後となっている。NSW州ではモリソン首相が再選となる3週間前、州選挙でベレジクリアン首相が州首相に再選された。