【シドニー8日AAP】 シドニー近郊地域では干ばつに悩まされているが、シドニー住民の5人に1人が節水に効果がないと考えていることが、新調査で明らかになった。
シドニー水道公社(Sydney Water)がシドニー住民1000人を対象に調査を行ったところ、半数以上が節水のアイデアを知りたいと思っているのに対し、20パーセント近い人が、節水の効果について疑問視していることがわかった。
Sydney Waterによると、ダムの貯水率は半分以下になっているという。
同社は「例えばシャワーを1分短くすることで、オリンピーク用水泳プール18杯分の節水につながるし、シドニー住民が1日1回トイレの「小レバー」を使うことで28杯分の節水になる」としている。
クロイドン・パーク在住の教師は、シャワー時にはタイマーを利用したり、洗濯機は半分以下の洗濯物では使わないなどを実践しているという。
節水のアイデアはlovewater.sydney から詳しく確認できる。