【キャンベラ8日AAP】 連邦政府が推し進めるキャッシュレス化に対して、労働党のトニー・バーク議員は、生活保護受給者が安い値段を提供する小売店を使えなくなる恐れがあるとして警鐘を鳴らしている。
スコット・モリソン連邦首相は、キャッシュレス化を推進しており、生活保護者受給者が支給金をお酒やドラッグ、ギャンブルに使わないようにするのが目的だとしている。
バーク議員は「キャッシュレス化により、国民は小売店で現金で買うことができず、高い値段設定の大手スーパーで買わなければいけなくなる」とし、生計を立てることが難しくなると指摘している。