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未解決の殺人事件に100万ドルの賞金

【メルボルン17日AAP】   VIC州警察は、10年以上前に起こった2件の未解決の殺人事件について、1件につき最高100万ドルの賞金を提供すると発表した。

2人の男性は、「処刑スタイル」で殺害された。警察では同一犯人による犯行だとみている。

被害者のひとり、ディミトリアス・ベリアスさんは1999年、メルボルンのセントキルダの駐車場で殺害された。またもうひとりのジョージ・ジェルマノスさんは2001年3月に射殺され、アーマデールの駐車場で遺体が発見された。ジェルマノスさんはメルボルン市内の多数の店舗で警備員として働いていたが、暴力団との付き合いがあったとされる。

両事件を担当するジョン・ポッター警部補は、被害者らの間に何らかの関係があったかどうかは分からないが、同一人物による犯行だと考えているとした。また、当時は通報できなかった事件関係者も15年後の今、状況も変化したはずであり、解決の糸口となる情報をぜひ提供してもらいたいと述べた。

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