【シドニー20日AAP】 シドニー南部サンスーシの住宅街で、92歳の女性が娘の飼い犬に襲われ重傷を負った。現在も病院で治療を受けている。
18日、被害者の娘(70)が悲鳴を聞き外に出たところ、住宅の車道で自分の飼い犬(アメリカン・ピットブル)が母親(92)に襲いかかっていた。通りがかった父子が持っていたビール瓶のパックで犬を殴りつけ、どうにか犬を女性から引き離して室内に閉じこめた。
この男性は、「悲鳴が聞こえた時はけんかだと思った。こんなに大量の血を見たことがない。犬はまさに女性の顔面にかみついていたんだ」と話した。この犬は息子にも襲いかかろうとしたという。