【ブリスベン22日AAP】 QLD州出身の少女が現在ネパールでエベレスト山登頂の機会を待っている。現地では先週、大規模な雪崩が発生し、少なくとも現地ガイド13人が死亡した。
アリッサ・アザールさん(17)はエベレスト山の頂上を目指すべくネパール入りしたが、雪崩の発生により足止めを食った状態となっている。
父親のグレンさんによると、雪崩発生以降、匿名でアリッサさんの登頂を非難する内容の電子メールを複数受信したという。グレンさんは、アリッサさんが登頂を断念すればうれしいが、彼女はまたチャレンジしようとするだろうと話した。「私は子ども達の夢実現を支援してきた。アリッサはエベレスト登頂のために生きてきたようなもの。危険が伴うことを私も受け入れなければならない」とグレンさん。
18日午前に発生した雪崩では、世界中からの登頂客を迎える準備をしていたシャーパス(チベット系ネパール人)ガイドのグループを直撃。これまでに13人の遺体が発見された。3人が現在も行方不明となっている。