【ブリスベン10日AAP】 QLD州警察は、州南東部サンシャインコーストで猛威を奮うブッシュファイヤーは放火による可能性があるとして、捜査を行っている。
10日の一時は州内のおよそ80か所で火が燃え、海外任務中のパラシェイ州首相を途中帰国させるほどの規模になった。
警察は、家屋17棟を焼失し、他67棟も損傷した8か所の山火事を放火と見て捜査中だ。サンシャインコーストのペリージャンの山火事はティーンエージャーによる放火の可能性がある。9日夜、およそ2,500世帯が避難を強いられ、10日にはウェイバ・ドーンズでさらに40世帯が避難した。これまでにペリージャンで住宅2棟が焼失、他最大10棟も損傷した。
一方、週末にかけて避難を余儀なくされたゴールドコーストのヒンターランドのほとんどで、10日に帰宅が許可された。焼失した住宅や店舗には、遺産登録された築86年のビナ・ブラ・ロッジも含まれた。
モリソン連邦首相は、引き続く脅威に一丸となって取り組んだ消防隊員やボランティア、住民らに対して敬意を表した。