【キャンベラ23日AAP】 連邦政府は124億ドルを防衛費に投入して戦闘機や武器購入に充てるとしている。来月発表される来年度予算では福祉関連の予算の大幅削減が見込まれており、非難の声が挙がることは必至だ。
124億ドルにはF35統合打撃戦闘機58機の購入費が含まれる。オーストラリアが所有する戦闘機は2020年までに72機になる。その他にも、武器や必要部品、メンテナンス費など。
ジョンストン国防相は、戦闘機の新規購入によりオーストラリア部隊は現場で必要とされる最先端技術を保つことができるとした。「国防省は最善の手段で国を守ることに専念している。(今回の大型予算投入で)我が国は2050年まで最先端の防衛プラットホームを確保できることになる」とジョンストン国防相。