【キャンベラ25日AAP】 オーストラリアを訪問中のウィリアム王子とキャサリン妃は、オーストラリア・ツアー最後の日の25日、キャンベラで催されたアンザックデーの伝統的なドーン・サービス(夜明けの礼拝)に出席して、豪軍人の慰霊と感謝を表した。
英空軍の大尉だったウィリアム王子は、2つの勲功章とローズマリーの小枝を身につけ、コスグローブ連邦総督と並んで式典に参加、その後、無名戦士の墓を訪問してポピーを記憶の壁に置いた後、戦争記念館でガリポリの歴史的な松の木から栽培された木の植樹を行なった。
ウィリアム王子は、オーストラリアのこれまでの世界の紛争解決への参加や勇敢さに対し言葉を述べられ、それに対しアボット首相は、「あなたの訪問は、我々国防軍のすべての僚友にとって力づけられるものだ」と感謝を述べた。
10日間のオーストラリア滞在を終えた王子夫妻は、9カ月のジョージ皇太子と共に、25日午後、オーストラリアを出発した。