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留学生は役員になれない? モナシュ大学

【メルボルン12日AAP】  VIC州のモナシュ大学の広報担当者は12日、予定していた学生の役員選挙について、ルールの改正により留学生の出馬が事実上不可能となったとして、非難の声が上がったことを受け、延期する方針を明らかにした。

 

ルールの改正では、週当たり22時間の労働時間を確保できることを出馬の条件としたが、留学生はビザの条件として労働時間は週当たり最大20時間までとなっていることから、事実上出馬が難しい状況となる。反発を受け、大学は役員の仕事を遂行するのに必要な時間を考慮した改正で「特定の学生の出馬資格をなくすためではない」と説明した。

また、VIC州野党のオブライエン党首は「留学生に組合費の支払いを義務づける一方で、“ごめんなさい投票権はありません”とはいかない」と述べ、民主的なやり方ではないと指摘した。大学は近く新たな選挙日を発表するが、今学期の12週目には実施されるとみられている。

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